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犬も喜ぶ!犬が食べられる秋の食材と注意点を紹介します

秋
smile
飼い主

季節はすっかり秋になりました!

朝夕のお散歩が楽になり、犬にとっても飼い主にとっても嬉しい季節になりました。

秋は、犬が喜んで食べる旬の食材も増えるので、普段の食事にアレンジして加えてあげると喜んでくれます。

一方、秋だからこそ気をつけておきたい食事に関する注意点もあります

今日は、秋の食事で気をつけたいポイントと犬が喜ぶ旬の素材を厳選してご紹介します。

秋の食事の注意点

夏の暑さは、犬にとっても過ごしにくい季節。

「あまり食べたがらないし」「食事も傷みやすいから」そのような理由でご飯を少し減らし気味にしていた飼い主さんも多いのではないでしょうか。

店員さん

秋~冬にかけては食事の量を少し増やしてあげましょう。

秋~冬にかけては、犬も本能的に脂肪を蓄えて寒い季節に備える習性があります。そのため、9月までは夏バテ気味だった犬も普段に比べて食欲が増しています。

冬は犬の誤飲も増える傾向にあります。

ペット保険のアニコム損保の統計によれば、犬の誤飲事故が最も多いのは12月で、1月~3月の冬にかけて高い傾向にあります

アニコム損保の分析では、冬に誤飲が増える原因は「来客が多い」「イベントで飼い主が目を離す時間が長い」ためとされています。

しかし、犬の食事に関する観点からは、秋~冬にかけて誤飲が増える理由は「犬のお腹が空いていて口に入れたくなっているから」ではないかと推測されます。

いつもと同じ量を与えていても犬の食欲が増しお腹をすかせているため、ついつい食べてはいけないものを口に入れてしまうのです。

そのため、秋~冬にかけての食事は、特段の持病だったり老犬でなければ、

  • 高タンパク質なフードに切り替える(食べなれているもの)
  • いつもより気持ち多めに食事をあげる

ことを心がけるようにしましょう。これにより、「誤飲」を防ぎやすくなります。

店員さん

ただし、冬は犬も動きたがらなくなるので、肥満にも注意が必要です。

犬の誤飲は、飲み込んだものによっては手術が必要になり、犬の命に直結する大変危険な行為です。

誤飲予防のためにも、犬の満足度が高い食事を意識したいですね。

秋にあげたい旬の食材①:野菜編

ここからは、秋にあげたい、犬も食べられる旬の食材をご紹介していきます。

まずは「野菜」です。

ワンちゃんの健康のために抗酸化作用のあるフィトケミカルを豊富に含む野菜は積極的に取り入れたいもの。

犬も食べられる秋のお野菜をご紹介します。

さつまいも

さつまいも
さつまいも

ビタミンやミネラルが豊富なさつまいも。

抗酸化作用による老化やがんの予防をはじめ健康な身体を作る栄養が多く含まれており、その効果は犬にも。

また食物繊維がたっぷり含まれているため、整腸作用を期待でき便秘がちなワンちゃんの腸内環境の改善が期待できます。

もなさん

最近は、犬の腸内環境にも目が向けられたサプリも増えているわん。

かぼちゃ

かぼちゃ
かぼちゃで免疫力アップ!

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど免疫力向上が期待できるビタミンと、免疫機能を健全に保ち、筋肉の機能を調整する役割を果たしてくれるカリウムなどが多く含まれています。

漢方の材料にも使われるほど栄養が豊富な食材です。

ただし、カリウムは腎臓に与える影響が大きいので、腎臓機能が低くなっている犬や腎臓病を患っている場合は、摂取量に注意が必要です。

大根

大根
水分豊富な大根

「辛みがある大根を犬にあげても大丈夫なの?」

結論から言うと、大丈夫です。

水分が豊富で、ビタミンCやカリウムが含まれていて栄養価も高く、緑の葉の部分にも犬の身体によいβカロテンが含まれています。

れんこん

れんこん
食物繊維豊富なれんこん

れんこんの主成分はデンプンです。ビタミンBの他に食物繊維が多く含まれていて、整腸作用が期待できます。

秋にあげたい旬の食材②:果物編

秋は果物も多い季節。犬が食べられる旬の果物、そして絶対に犬にあげてはいけない果物をご紹介します。

果物

梨

水分が豊富な梨には、食物繊維やカリウムが含まれています。

水分を取りたがらないワンちゃんも、食べ物から水分を摂取することによって脱水症状の改善につながります

りんご

りんご
栄養豊富なりんご

「1日1個で医者いらず」と言われるほど栄養豊富なりんご。

腸内環境を正常に保つ食物繊維や、強い抗酸化作用を持つポリフェノール、ビタミンC、A、B6、葉酸などのビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラル類等豊富な栄養を含んでいます

甘くて美味しい柿は、犬も食べられる栄養豊富な果物です。

柿の渋みであるタンニンは、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。他にもビタミンCやβカロテンも豊富に含まれています

与えてはいけない食材

人が好んで食べる秋の味覚の中でも「ぶどう」は、ワンちゃんにとって危険な食材です。

ぶどうは犬にとってきけんな食材です

食べて数時間以内に嘔吐や下痢、震え、呼吸が早くなるなどの症状があらわれ、最悪死にいたるケースもあります。

しかも、ぶどう1粒でも症状を引き起こす可能性もあるため、ぶどうをあげるのは絶対にやめましょう。

レーズン(干しブドウ)も同様に犬には危険な食材です。

秋にあげたい旬の食材③:魚編

魚

豊富な栄養と良質な油も含まれる魚。高価格帯のフードにも含まれる良質なタンパク源になります。

かつお

かつお
写真はお刺身のカツオですが、ワンちゃんに与えるときは火を通します。

かつおは犬も食べることができる食材です。

ただし、食中毒の原因になるアニキサスや、ビタミンB1(チアミン)を不足させるチアミナーゼが入っているため、茹でたり焼いたりしてあげてください。

もなさん

お刺身のままでは食べないわん

鮭(サーモン)

鮭

タンパク質やEPA、DHAなどオメガ3脂肪酸、ビタミンDやビタミンBを豊富に含む鮭も犬が食べられるお魚です。

鮭フレークや缶詰などは、塩分が多いので犬にあげるのはさけましょう。

生の鮭をゆでたり蒸したりしてあげてみてください。

さんま

さんま
さんま

秋の風物詩のさんまは、タンパク質やオメガ3脂肪酸のEPA・DHA、ビタミンD、ビタミン12を多く含んでいて、犬も食べることができます。

目立つ骨は取り除いて身をほぐしてあげましょう。

飼い主

最近のさんまはなかなか良いお値段なので、もなさんと飼い主で半分ずつ食べます。

魚をあげる際の注意点

魚をワンちゃんにあげるときは以下に注意しましょう。

  • 味付けをしない
  • 塩分を控える
  • 必ず加熱する(蒸す、焼く、茹でる)
  • アレルギーを発症する可能性もあるので、最初は少量を与える

まとめ

今日は、秋の食事の注意点とあげると喜ぶ食材についてご紹介しました。

飼い主だけではなく、ワンちゃんも食欲の増える秋です。

秋にはあえて食事を多めにあげたり、高タンパクの食事を準備したりして、食欲を満たしててあげることは、犬の誤飲を防止する上でもとても大切です。

旬の素材を取り入れてワンちゃんの食生活がますます充実していくと飼い主としても嬉しいですね!

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