大切な家族である愛犬には長生きして健康でいてほしいと願うのは、飼い主である私たちすべての願いと言えるでしょう。
ワンチャンが健康でいるために、大切にするべき4つのポイントをご紹介いたします。
今日の記事を参考にしていただいて、皆さんのワンちゃんが健康で元気でいてくれたらこんなに嬉しいことはありません。
結論から言います犬の健康にとって大切な4つは、
- 適切な運動
- 良質な栄養
- ストレスのない生活
- 家族の愛情
です。詳しく見ていきましょう。
1.適切な運動

犬の健康にとって大切なこと1番目は、適切な運動です。
犬にとって適切な運動量は、その犬種によっても異なっています。
小型犬で運動量の多い犬種
ミニチュアダックスフント
ボストンテリア
ジャックラッセルテリア
小型犬でも、元々狩猟犬として活躍したミニチュアダックスフンド、闘犬として活躍したボストンテリア、アクティブな犬種として知られるジャックラッセルテリアなどは、小型犬でもしっかりした運動量が必要になります。
中型犬で運動量の多い犬種
柴犬
ビーグル
コーギー
ボーダーコリー
中型犬では柴犬を始めビーグル、牧畜犬として知られるコーギー、牧羊犬と知られるボーダーコリーなども運動量が多い犬種として知られています。
大型犬にあたる、ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリーバー、秋田犬、ボルゾイなどは、体も大きく必要な運動量も多い犬種が多いことで知られています。

通っているドッグランで大きなお友達によくあうワン。ダイナミックな姿にあこがれるワン。
犬の性格によってもその運動が大好きなワンチャンもいれば、運動があまり好きでは無いそんなワンチャンもいます。

もなさんも運動はあんまり好きじゃないんです。
今は、犬も家の中で飼うことが多くなりましたので、運動が足りていないと
- ストレスで家具をかじってしまう
- 暴れて怪我をしてしまう
- 甘噛みが多くなる
- 吠える
ことがあります。
ワンチャンの犬種や個性によって、適切な運動量を確保してあげたいですね。
これからの季節、梅雨の時期は運動量の確保が難しい時もあります。その時は、室内ドッグランなどを探して思いっきり走らせてあげるといいかもしれません。
2.良質な栄養を確保する

犬の健康にとって大切なこと2つ目は、「良質な栄養を確保してあげる」ことです。
犬は人と同じく、3大栄養素「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」と、それに加えて「ビタミン」「ミネラル」を加えて5大栄養素が必要と言われています。
これは、人間の性質と全く同じです。
しかし人間と犬の食事では、必要な比率が異なっております。
たんぱく質
犬にとっては1番必要なのはたんぱく質です。たんぱく質は、生肉や生魚に多く含まれています。
犬は雑食で知られていますが、もともと狼から派生してきたと言われており、良質なたんぱく質の摂取は欠かせません。
身体の体温維持や臓器の保護また皮膚や被毛を美しく保つための栄養素としても知られています。
どの程度のタンパク質が必要になるか、以下の基準が参考になります。
”ペットフードの栄養基準を決めているアメリカの団体である全米飼料検査官協会(AAFCO)によると(中略)
「水分を抜いた状態のフードに対し、成犬の場合は18%以上、子犬は22%以上のタンパク質が含まれるべき」と定義しています。”
炭水化物
炭水化物は即効性の高いエネルギー源ですが 、犬はもともと炭水化物を取ると言う習慣がありません。
しかしドッグフードの中にも炭水化物が入っています。
これは、タンパク質を有効活用するために、炭水化物が必要なエネルギー源として補給する役割を果たしているためです。
脂質
脂質は、主にエネルギー源としての役割を果たします。特に、三大栄養素の中でも1gあたりのエネルギーが最も多く、少ない量で多くのエネルギーを得ることができます。
その他、必須脂肪酸の供給や身体の細胞膜の構成成分としての機能、脂溶性ビタミンの吸収や運搬をして働いています。
ビタミン・ミネラル
またビタミンは体調を整える役割があります。
ミネラルは、犬にとっても必要とされ、必要なミネラルは11から12種類と言われています。
このように犬の健康のためには良質な栄養をとることが必要になります。
室内で育っているワンちゃんに必要な栄養は、飼い主さんが与える食事から取ることになります。
良質な栄養がとれるようにワンちゃんの体調や個性に合わせてしっかり食事に気を配りたいですね。
もなさんがお気に入りで食べているフードはこちらです。
3.ストレスを減らす/

犬の健康を守る3つ目は、ストレスを減らすことです。
犬も人間と同様に環境の変化、苦手な人や犬との接触、食べ物の変化や、運動量の不足、お留守番の時間の長さ、遊んでもらえない、叱られているなどで、ストレスを感じることがあります。
ストレスを感じた犬はお腹の調子が悪くなったり腸内環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
結果、腸内環境が整わないと下痢をしてしまったり必要な栄養を腸から吸収ができなくなります。
そのためストレスを減らし、犬の腸内環境を整えることがとても大切になります。
今はドッグフードにも腸内環境を整え善玉菌を増やすため、乳酸菌やオリゴ糖が配合されているドッグフードや、犬の腸内をきれいにする環境整えるサプリメントなども販売されています。
腸が元気になり健康になることで長生きする、などの効果もあるそうです。
私たち飼い主も、サプリメントや賢くとり入れてかわいい家族の健康を守っていきたいですね。
なおサプリメントを取り入れる際は、獣医師さんに相談するようになさることをお勧めします。

私もワンチャンの健康のために獣医師さんには積極的に相談しています。
4. 家族の愛情

最後に、犬の健康にとって大切な事は、飼い主さんになった家族の愛情です。
もちろんワンちゃんとずっと一緒にいる事は難しいかもしれませんが、短い時間でも愛情を持って接してあげることはとても大切です。
また、ワンチャンにもそれぞれ個性があるので、ときには思い通りにならない、問題行動が多い、手を焼いて悲しくなってしまうこともあるかもしれません。
しかしそういう時は少し距離をとって、飼い主さんご自身の時間を大切にしてみるのもいいかもしれません。

私も、もなさんのトイレがうまくいかなかった時に泣きそうになり、お留守番してもらって自分の時間を持つようにしていたことがありました。そのうち年齢が上がるにつれてトイレもしっかり覚えて問題行動も少なくなっていきました。
時間が解決してくれることもあるんだなぁと言うことを認識しました。
ワンチャンをお迎えしたときに一緒に歳を重ねていくことを決意してお迎えされた方が多いと思います。
短くはないワンチャンとの生活、家族の一員として、適切な距離を保ちながら良い関係を作り、たくさんの愛情を注いで差し上げてください。
その愛情が、ワンちゃんを長生きさせる一つの要素になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日は犬の健康に大切な要素を順番にご紹介しました。
犬が長生きするために必要なのは
- 適切な運動
- 良質な栄養
- ストレスのない生活
- 家族の愛情
です。
その中でも、特に良質な栄養を確保してあげることはワンちゃんの健康に大きな影響を与える事項です。
食事に関する知識を身につけて家族の一員であるワンちゃんが元気で長生きするよう一緒に学んで参りましょう。
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